熱電発電とは
熱発電は導電材料の両端に温度差を付ける
ことで発生する電圧を利用した発電方式です。
この現象はゼーベック効果と呼ばれます。
熱電にはp型とn型材料の二種類があり、
それらを接続することで電力を得ることができます。
熱発電の強み
温度差発電・・・小~大規模発電に適応
熱から電気へ直接変換・・・クリーンな発電
可動部がない・・・メンテナンスが楽
長寿命、低ランニングコスト
高出力密度・・・小型、軽量。
移動体や携帯用電源
TESニューエナジーのコア技術
高温から低温までの幅広い温度域での熱回収発電
酸化物材料: 高温で高い熱発電ができます。
空気中で酸化しない材料です。
酸化物熱電モジュール
酸化物熱発電モジュールの性能
高温部温度800℃、低温部温度20℃
カスケード技術: 高温から低温まで、空気中で酸化しない材料の組合せ。
(実線が現在搭載している材料)
これからの開発
・酸化物材料の熱変換効率改良
・中温領域で酸化しない材料開発(材料パイプライン)